校歌・校章

歌詞は次のことをあらわそうと努めております。

第一に皆さんの若々しい心境をうたってあります。青空にたたなわる吾妻の姿をかりて皆さんの現在もっている希望と心とをあらわした。「たたなわる」というのは、あの青空に重なり合っている雲の如く湧きいずる青年の心もちを意味したつもりです。

第二は本校の歴史は古く創立七十周年を記念して制定される歌ですし、多くの人びとが業(わざ)について社会で活躍しておりますので、ここは明らかに過去の形式で「つとめをなせり」と致しました。業とは、学業に励みそしてまたそれぞれの職業について、世の為につくしたことを意味しております。このことは本校に関する限り誠に事実なのです。人それぞれの能力に応じて努力することが名誉とか名声とかにかかわりなく人間の務めであると、私は従来から考えております。

第三は未来のことをうたったつもりです。この校歌を生かすも殺すも皆さんの歌う心にあります。たとえ私が作った詞が皆さんの気持を充分あらわしていなくとも、皆さんが心をこめて歌っていただければ、校歌はきっと生きてくるに違いないと信じています。

昭和三十一年九月十八日

創立七十周年当日の校歌制定式での浜田廣介先生の挨拶より引用

校章について

米沢興譲館高校の校章

吾妻山頂に風雪に耐えて、清楚な花を咲かせる「御前たちばな」を小林治郎氏(昭和26年卒)がデザインしたものである。

昭和25(1950)年10月1日制定